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ここでは基礎知識として書きますので、共有アクセス権とアクセス権の違いとか、NTFSとFATの違いなど、ややっこしいことは省きます。 要はDCが便利な点についてわかれば充分ですから。 ドメイン・コントローラー(DC)の役割
Windowsネットワーク環境で、A、B、Cのクライアントが存在する場合を想定します。
また、それぞれのユーザーはa、b、cだとします。
この時、ドメイン管理されていないネットワークでは、次のような認証を行うと思います。
つまり、ユーザーaは、利用するクライアントの数だけパスワードを覚えておく必要があります。 bやcは、aのパスワード管理をそれぞれ独自にやっていますから、このようになります。
この場合、ユーザーaはパソコンの電源を入れたとき、「ドメインにログオン」します。 この「ドメインにログオン」をするとき、ドメイン・コントローラー(DC)に認証要求を出して、それがOKならドメイン配下のリソースへ、パスワード無しで利用がことができます。 この例の場合では、ユーザーaは、このドメイン配下のクライアントで、かつ、ユーザーaにアクセスを 許しているBやCの中にある共有へは、パスワード無しでアクセスすることができます。 また、ユーザーbやユーザーcは、ユーザーaのパスワード管理をする必要がありません。 ただ、アクセスを許す共有に「ユーザーaのアクセス許可」という設定をするだけでいいのです。 このように、ドメイン構成にするとユーザー・アカウントやパスワードをドメイン・コントローラーで一元管理することができます。 プライマリ・ドメイン・コントローラー(PDC)とバックアップ・ドメイン・コントローラー(BDC)上記のように、DCを準備するとたいへん便利なのですが、欠点もあります。 DC自体に障害が発生した時、どのクライアントもドメインへログオンできないため、共有へのアクセスはまったくできなくなってしまいます。 ワークグループ構成では、たとえ1台のクライアントが死んでも、他のクライアントは生きていて、かつ、アカウント情報は各クライアントが保管しているため、被害はドメインよりもずっと小さくなるはずですよね。 そこで、ドメイン・コントローラーにはプライマリ・ドメイン・コントローラー(PDC)とバックアップ・ドメイン・コントローラー(BDC)という2種類が用意されています。 普段はPDCが統括してアカウント情報を管理します。それと同時に必要なときにBDCへアカウント情報をコピーしてくれてます。 そして、万一、PDCに障害が発生すると、BDCが認証の肩代わりをします。 なお、PDCは1つのドメインに1個しか許されませんが、BDCはいくつでも置けます。 |
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